Q.NDTとは何ですか?

A.【ニューロ・デンタル・セラピー:NDT】 概要『咀嚼は全身の細胞、特に脳の神経活動をリズミカルにするためのシグナルを送り出している』という事実から口腔機能と全身機能の関わりをエビデンスをもって患者さんにアピールできるだけでなく、口腔から脳とカラダとココロの調律ができるようになれるまったく新しい歯科療法です。加藤俊徳先生は『歯科治療は人の脳に手を突っ込んでいるようなもの、歯を削ることは脳を削ることと同じ』とおっしゃっている様に、各々の歯は噛むたびに脳にシグナルを送り続けています。そのシグナルが、噛み合せの“狂い”によって不協和音となって、脳にさまざまな誤作動を引きおこす原因となっている可能性があります。この噛み合せの“狂い”による脳の誤作動に対して、口腔から脳そして全身へアプローチができる【ニューロ・デンタル・セラピー:NDT】は、3つの解決方法を提案します。1 NS(NewScan)による全身スキャン(調べて)とメタセラピー(整える) カラダ内部の状態(大きな内臓・骨・筋肉や小さな細胞など)を把握しイメージ画像で見ることができる【予防医学】から生まれたNSを用いて周波数で全身を調べ調整します。調整後に噛み合せの“狂い”によるカラダ内部への影響がないか診査診断します。同時に未病対策や医科的対応の必要性など、病にさせないあらゆる予防的対策についてNSから得られた情報を提供し共有します。2 PQ(フィジカルクエスト)による噛み合せの“狂い”の認識とカラダの変化体験 全身の縮図といわれている口・耳・手・足などを利用して、カラダの歪みを調整します。その後、噛み合せの“狂い”によるカラダ外部への影響の有無をPQで診査診断し、NSから得られた情報と合わせたハイブリッド法で、噛み合せの“狂い”による全身内外の機能への影響の可能性について考察します。3 口腔にあるエネルギーポイントの調律によるNDTの治療効果、有効性の確認と治療 口腔内にあるエネルギーポイント(歯・舌・口蓋・口唇など)を調律することにより、口腔から脳の誤作動のリセットをするためのアプローチをしていきます。【ニューロ・デンタル・セラピー:NDT】によって、今まで根拠もなく長年の経験や“カン”や熟練の“ワザ”にたよっていた「噛み合せを治したら○○が治った」といわれていた歯科治療から、エビデンスと自信を持って「噛み方が悪いので脳に歪んだ情報が伝達されていますね」とアドバイスし、歯から脳そして全身の治療ができる歯科医師【ニューロデンティスト】となって活躍していただけます。

2016年10月02日